大学にいく意味は?
大学に進学することの価値を将来所得への影響などから推定することはできるし、そういう研究はたくさんある。ここでは、アネクドータルな記事を紹介(@jsatoさんの紹介)。
How Useful is a College Degree These Days?
- 会計を専攻したものの、会社員生活が合わず、今は家でウェブ記事の執筆・編集やSEOなどオンラインマーケティングを仕事にしている。
- 大学を結局卒業せず、水道工事の道を選んだ人。アメリカの家はよく水道工事が必要になるので、下手な大卒より余程稼いでるかもしれない。
- リフォーム工事をしている高校の同級生。これもブルーカラーであるものの専門技能は必要という仕事だ。
- 建設業でマネージャーになり、30歳で家を買い$100k稼いでいるという。
- 今度はキネシオロジーで卒業したものの仕事が見つからずレストラン業界に入ったという友達の従兄弟。サーバーからバーテンダー、そして高級レストランのマネージャーまで24で到達。
- ついに本人の話が登場。ジャーナリズムの学位を取り教師になり、さらに教育学の修士号を取得。しかし、教育には向いていなかったようで、工事検査のエントリーレベルから入り複数の認定を取得し、今では教師の頃より遙かに稼いでいる。
著者が建設業なので例も建設関係に偏っているが、それらの多くはブルーカラーに近い仕事でありながら、一定の技能を有し、しかも顧客に近い仕事である。これが先進国の若者にとってスイートスポットになる理由はいくつも思い浮かぶ。
- 技能が必要なので、不法移民のような単純労働者との競争にはならない
- 合法的に移住してくる外国人はホワイトカラーの熟練労働者でやはり重複しない
- 顧客との関係が重要なので、文化・言語を共有することが強みになる
- 同じ理由で海外へアウトソースされる可能性も小さい
そして、このような仕事に大学教育はあまり役に立たない。こういった傾向が個別例を超えて存在するのか、統計に現れるのは当分先のことだろう。
There are many non-college work options if you’re willing to look around and consider underrated jobs that don’t get much coverage by the mainstream media. Vocational schools or apprenticeships that lead to blue collar jobs are not glamorous, but these jobs pay the bills and often have good employment opportunities.
このアドバイスも重要だ。仕事に限らず、よく知られていて人気が出てきたものは既に手遅れとも言える。もちろん「glamorous」であること自体に価値があるというのも事実ではあるが…。
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