早川圭のメモ

―将来、海外で活躍したいと思う日本の学生は、米国の大学に進学すべきなのでしょうか。 難しい質問です。日本の高校生は優秀ですから、米国の教育を受けたら世界的な知的エリートになれるでしょう。しかし、グローバルプレーヤーとして活躍するうえで、どこかに基盤はあったほうがいい。英語ネイティブでないなら、まずは日本にベースをおいて日本企業や日本の外資で働いてから海外を目指すほうが、初めから海外を目指すより無理なく成長できるでしょう。 日本で評価されるには、特有の"空気を読む力"が必要。また、同世代の人脈も大切です。ですから、大学は日本で学んで大学院で渡米したり、高校のときに一年だけ留学することを私は薦めます。4年で約2000万円かかる米トップ大学への学部留学は現実的ではありません。 ―日本の名門校に、米国式プログラムの学校がないのが惜しいですね。 本当に残念なことです。しかしそれは大学だけの話ではなく、社会全体の問題。上司との相性が重視されるばかりで個人の能力が適切に評価されなかったり、雇用の流動化が進まず、年功序列が維持されたままの日本では、エリート教育が求められず、そのような学校がないのも当然です。 しかし、今後は日本企業でもグローバルな人材への需要が一気に高まる。本物の知的エリートが評価されるようになれば、日本の企業も大学も社会のありようも大きく変わっていくと思います。

卒業までに専門書を480冊も読破する米国のエリート大学生たちのスゴイ現実 - “本”人襲撃 - 連載コラム - 週プレNEWS
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